オオベニハゴロモ
和名:オオベニハゴロモ(大紅羽衣)
学名:Phromnia rosea
英名:Malagasy Flatid Leaf Bug
現地名:Pinde Mena, Pinde Madinika
撮影地:ベレンティ保護区
【体長】n/a
【分布】n/a
【生息環境】n/a
【備考】幼虫は白く,成虫は赤色もしくは緑色をしている.幼虫は腹部から蝋状の物質を出し,身に纏う.この物質は,鳥類による捕食を避けるために利用していると考えられている.また,樹液を吸ったあとに糖分を含む甘い液体を排泄する.そのため,幼虫が群れている植物の下の方や地面は結晶化した糖分で白くなっていることが多い.Lyncides coquereliとする文献もある.いまのところ,マダガスカルには18属40種のFlatinae亜科が生息していると考えられている(Świerczewski D & Stroiński A, 2013).